ウルムのクリスマスマーケット 

2010/12/23
このノリで出し惜しみしていたクリスマスマーケットinウルム(ドイツ)2009年の写真をup!

(本当はPC買い替えたからできるようになったのです)

Ulm駅から歩いて約10分。
世界一高い大聖堂〜ミュンスターの前の広場がクリスマスマーケットの会場です。

クリスマスの飾り木を売る出店など、日本のお正月飾り売りと通じる光景(左)。
人口12万人のウルムのクリスマスマーケット〜ちゃんとゲートはあるけれど入場は無料(右)。
会場はちょっぴりおとぎの国。
メリーゴーランド(左)、
キリスト降誕シーンの人形と本物の羊や山羊を囲ったミニ動物園(右)。

めいっぱいクリスマスを着飾った三角屋根の屋台が100軒ほど並んでいたかしら。
大人も子供も、あらゆる人が楽しむ場なのね。
昼間でも寒いからグリューワインで温まっている大人(左)。
キャンディ屋台の人も、陶器のUlmオリジナルカップ片手にお仕事(右)。
長いの、太いの、白っぽいの、茶色やハーブ入り・・・

ジューッと煙を上げながらいいにおいで通行人を誘うのはソーセージ!!

でもわかるのはソーセージということだけ。
それぞれの名前や、細かい味の違いなど聞きたいことはいっぱい。
でも言葉が通じないから直感で選ぶ。

日本の食べ物でいったらそうだなぁ・・・
魚の練り物!

で、適当に目の合ったソーセージくんをチョイスしたら、カイザーセンメルに挟んでくれました(左)。
あとはマスタードなど好みでつけてかぶりつきます。
うん、こういうのは熱々を立ち食いに限る。

振り向けばかぶりつきファミリー(右)。

ヨーロッパ、特にドイツの商店といえば細工のかわいい看板たち。

たとえクリスマスマーケットでも、看板へのこだわりは欠かせないのですね!

パン屋の三角屋根には、ケーキの型やお皿で商品をアピール(左)。


手作り派には、金属や木製のクッキー型、バター型、麺棒などの屋台もあります(右)。
あ〜、色々見ていたらみんな欲しくなっちゃう☆
特に作り手の少なくなった木型は貴重ですからね。
そしてもちろんありましたよ!
ひと形パン〜ここのはヴァイナハトマンWeihnachtsmannという名前。

このときは隣の丸い揚げ菓子〜
クワルクバルシェン(発音?)Quarkballchen(0.95ユーロ)を買っちゃいました。
クワルクはドイツの白いフレッシュチーズで、このチーズなしにドイツ料理は語れないほど。
食べてみると生地にクワルクが練りこんであるため、とってもしっとり&ふんわり軽い口当たり☆(左)
拳骨ほどの大きさ(サーターアンダギーくらい)でもペロリといけました。

でもドイツのクリスマスマーケットで一番目立つお菓子といったらこれ(右)〜
ハート型にカラフルな絵文字飾りのレープクーヘン!
大切な人へのプレゼントにもするのでしょうか。

DU BIST SO TOLL!
(あなたはとてもすばらしい!)

FROHE WEIHNACHT
(メリークリスマス)

レープクーヘンとグリューワインの放つスパイス&フルーツの香り
記憶が蘇ってきます☆

(2009年12月の旅より)

食べるお花のボンボン♪ 

2010/04/10
花を食べる行為が好き!

…と書いて

このお花スィーツを思い出しました。
昨冬訪ねたドイツ・チュービンゲンのチョコレート祭りの出品で心奪われた
オーストリア「bluehendes-konfekt」のボンボニエールたち☆

クリスタル加工された優雅なバラや桜、可憐な野の花やハーブなどが
ちょこんとトップを飾る親指大のひとつぶ。

チョコレート…?

と思いきや、ベースはマジパン。

しかしマジパンときいてひくなかれ!

大方日本人の想像するものとは質も香りも違うのです。
そのマジパンに、フルーツやハーブ・スパイスで香り付け、物によってショコラが施されています。


あ〜全種類食べてみたい。
でも、食べるのが勿体無い…。

繊細なトッピングが崩れないよう大事に手荷物で日本に持ち帰ったものの、
あまりの美しさにしばらく眺めていたほどです。
(賞味期限は意外に長い)

バラ以外の花びらの味は正直あまりわからなかったけれど、
マジパンに包まれたフルーツの酸味やスパイスが、香りと色彩に溢れた庭に心を連れていってくれます。

…ああ、深呼吸…

そう、だから花を食べる行為が好き。

ドイツでクグロフ型を貰ってしまった〜! 

2010/02/28
このケーキを焼いたのは底(になる方)の直径23cmのクグロフ型。
カカオ色なのでちょとわかりにくいですが、幾何学模様の凹凸が施され
どことなくクラシカル…。

実はこのクグロフ型、ドイツからやってきました。
*貴重なお土産*と書いたのは、彼女の年季の入ったこのクグロフ型のことでした。

今思えばあのときの私、物欲しそうな顔をしていたのかしら〜。

お道具、特にクグロフ型を見ると興奮してしまう性分っ、
あのときも、キッチンの壁に掛けてあったクグロフ型に視線集中…


「あのぅ、あそこのクグロフ型、見せてくださいませんか?」


この一言で、おかみさんの‘お菓子道具披露会’がはじまったのです!

「これはたいしたものではないのよ。クグロフの型なら他にも持っているわ。」

そういって、道具がずらり入った引き出しから、さらに大きなクグロフ型をとり出しました。
「これは私のおばあちゃんから受け継いだクグロフ型よ。」

持ってみるとひとつめの型よりはるかに重たい!
ちょっと黒っぽく変色しているけれどこの重さはおそらく銅製。
おばあちゃんの時代、お鍋もそうだけれど焼き菓子の型は銅製が主流だったのですね。
その重さに歴史を感じ…しびれました。(お道具好きですから☆)

ケーキ専門店の見つからなさと対照的に(笑)
キッチン道具&雑貨屋さんは通りを行けば簡単に出くわすドイツ・チュービンゲンの町。
そこには季節柄クリスマスクッキーの型やシュトレン型、それにクグロフ型もありました。
技術の進歩によって機能的で便利でおしゃれなのがよい、
…という今ではカラフルなシリコンのクグロフ型が登場しているのですね〜。

でもシリコン型は耐久性の面で弱いから次の世代には譲り渡せなくなってしまうでしょう。
すぐに役立つものはすぐに役立たなくなってしまう(最近の好きな言葉です)
まあ一長一短ですね。

話しがそれました。
おかみさんはおばあちゃんのクグロフ型を出してから何を閃いたのか、
壁に掛けてあった方のクグロフ型(たぶんアルミ)を私に持って帰りなさいとさしだしたのです。

びっくり!!
ただの日本人客の私にどうして???
あのときは、うれしいというより混乱してしまいました。

でもおかみさんの気持ちは心からだったみたいです。
帰りがけ、ナップクーヘン(Napfkuchen)のレシピを添えてくださったのです。
しかもフランス語で、手書きで。(感謝☆)

そのナップクーヘンはココアマーブルのバター生地。
ずぼらな私はまだこのレシピをいただいた型で作っていませんが(汗〜)。

そのかわり、1月には王様のケーキに見たて、
赤いコンフィチュールを巻きこんだブリオッシュを焼いてみました。
ドイツのクグロフ型は壁掛け用の金具つき。角には星型の穴が〜。
凸凹があってバターをむらなく型塗りするのはちょっと面倒だけれど
ふっくら焼きあがったお菓子を取り出したときは、美しい造形に心はずみます。
ああぁ、この型を譲りうけた幸せを実感☆

それにしても23cmは大きい!
普段のレシピ量では型の上まで到達しません〜。

ということで赤ワインケーキもどうもリング型で作ったような出来でして…(笑)。

プファルツで食べた赤ワインクーヘン☆ 

2010/02/23
2008年11月
ドイツ・プファルツ地方のワイン街道を訪ねる旅で、
この地にふさわしいお菓子に出会いました。

プファルツ(Pfälz)地方は、フランス東部アルザス地方の北国境を越えたところ。
アルザス同様南北にワイン街道が走っていて、村村の建物もかわいらしい。

ワイナリーの連なる通りを歩いていると、ワインの香りがぷーんと漂ってきたり、
ところどころいちじくの木が植えられています。
えっ、温暖な地に育ついちじくが…!?

ここプファルツはドイツの南欧と呼ばれ、いちじくは特産品のひとつとのこと。
当然ワイン造りも赤白ともに盛ん、そして良質☆☆☆
おいしいものに出会えそう!

期待に胸膨らませ、ワイン街道の真ん中の町ノイシュタットNeustadtを散策することにしました。
宿泊した村もですが、ワイン街道沿いにはワイナリーはあっても、商店はほとんどありません。
買い物はノイシュタットのような町に出てするのでしょう。
町の中心をメインストリートが一本、そして何本かクロスする通りにも商店がちらほら。

歩きはじめるとメインストリートの入り口付近に老舗っぽいケーキ屋さんを見つけました。
うなぎの寝床のようなそのお店には入り口にケーキのショウケース、奥にはカフェがありました。
ドイツのお菓子屋さんには大抵食べるスペースがあるので旅行者にはありがたい。
ここカフェ・シュルクビエール Cafe Schluckebier では、
白ワインクリームを生地に何層か挟み、
チョコレートでコーティングしたヘレントルテ Herentorte をいただきました。
ふくよかなアーモンドの香りと白ワインの滑らかなクリームがマッチして上品なお味。
さすが老舗です☆

今度は脇道をきょろきょろしながら歩きました。
すると…先ほどのシュルクビエールとは対照的にモダンな店構えのConfiserie Michelがありました。
しかもPatisserie,Chocolaterieと屋号も半分フランス語表記!
並んでいるお菓子もクグロフあり、ムース系あり、ショコラはヴァローナと、
フランス(アルザス)色の濃いお店です。
ドイツも今やフランス菓子を無視できなくなっているんだろうなぁ…。
ここに入ってそんな空気を感じました。

そしてケーキのプライスカードを見てドキンっ♪
Rotweinkuchen(ロートヴァインクーヘン)って…赤ワインケーキってこと!?

白ワインのケーキがあるのなら、赤ワインのケーキがあってもおかしくはないはず。
ワインの産地プファルツならではのお菓子に、手を出さずにはいられませんでした。

それがこの大きなリング状に焼かれたショコラのようなケーキ。
カカオの味が濃厚で、正直赤ワインは感じにくかったけれど、これはこれでプロの造り。
ナッツが入っていてどっしりでいてしっとり、ボリューミーな満足感はさすがドイツ。

実は写真下のRotweintorte(ロートヴァイントルテ)のほうが真っ先に目に入り、
興奮してしまったのですが、クーヘンと違って一台売りのみ。。。
泣く泣く諦めました〜。
このお店のスペシャリテだそうでああぁ…。

ちなみにドイツ人解説によるとトルテはクリームなどで手の込んだ造りのケーキで、
クーヘンは家で作るような焼きっぱなしのケーキを指すそう。

そういえば赤ワインクーヘンはフランスでは見たことがありません。
手もとのアルザスレシピ帳にはちゃんと載っていますし(やはり国境地帯!)、
gateau au vin rouge で検索するとレシピはいくつか出てくるのですが…
こういった焼きっぱなしはお家で作るお菓子だからかもしれません。
あとはチーズの豊富な国なのにチーズケーキがないのと同様、
ワインはワインとして楽しむか、もしくはお料理に使うものだからという理由…
これはフランス語の先生の意見でした〜。

ドイツとフランスのレシピ&画像と比較すると、その考え方の違いがなんとな〜く感じ取れます。
(最後は余談で☆)

レープクーヘンムース・ミット・マンゴザーネ 

2010/01/30
こんにちは。
ただいま東京のサロン・デュ・ショコラ(SDC)真っ最中につき、記事の更新はさぼりぎみ…。
本当はショコラーな話題もいっぱいあるのですが、
何でだか自分の頭の中がまだ昨年の旅のまま。
なので、タイムリーなSDCの話題は他にお任せしておきます。とりあえず☆

さて、ドイツのシュヴァーベン地方、人口約8万の町チュービンゲン旧市街をざっと歩いても、
ショーウインドウにトルテが並ぶケーキ屋は見かけなかったし
宿のおかみさんに聞いても名前が出てこなかったわけですが
旅の最終日、出発寸前、宿に戻る道をいつもと変えたところで発見したのです。

Tübinger Zuckerbäcker
チュービンガー・ツッカーベッカー
Tübinger Zuckerbäcker (Ammergasse 16)
Zuckerbäckerとはドイツ語でお菓子の意味。
一面のガラスに記されている文字は店名に続き‘Patisserie&Confiserie’
パティスリー&コンフィズリーというフランス語!

中に入ってショーケースを見ると、ドイツにしてはやや小ぶりなムース系が並んでいます。
ある意味一昔前のデコレーションとも感じるけれど、
これがドイツから見たフランス風ケーキということかしら??

ともかく、時間がないので急いで選ばねば〜。
ショコラ系も捨てがたかったけれど、店員さんおすすめにピンっとアンテナが立ちました。
それがレープクーヘンムース・ミット・マンゴザーネ
Lebkuchen mousse mit Mangosahne (Tübinger Zuckerbäcker にて)
マンゴではなく、レープクーヘンに反応してしまって〜。
レープクーヘンとは、はちみつとシナモン、クローブ、ナツメグなどのミックススパイスを
ふんだんに練りこんだドイツの伝統菓子のひとつ。
フランスでいうパンデピスみたいなもの。
実は私、この手のスパイス系に目がないのです。

ロウソクやクロスでセンスよくまとめられたイートイン席に運ばれたところを急いで撮影、そして口の中へ。

ん、凍っている???

フォークを下まで降ろした断面がじゃりっと固いっ。。。

ムースを冷凍して作るのはお店では常識的ではありますが、、、
解凍が不充分のままを食べるのは辛いなぁ。

構成は単純でシャルロット状に巻いた生地の中身はすべてマンゴのムースでした。
レープクーヘンはどこに?
ひょっとして周りの生地だけとか〜。
聞き出す時間もなくその場を去りました。
(味は可もなく不可もなく…)

あとでサイトを見てみると、なんとなくフランチャイズ展開のお店っぽいのです。
だから解凍したケーキだったのか、ドイツ語なのではっきり言えませんが…。
なんとなくパン屋もチェーン店ばかり目立ったのが昨年のドイツの印象です。
(もちろんおいしいと思うお店もありましたが☆)

では職人の顔が見える店ってどこに!?
ショコラをとってみたって、フランスほどシェフ個人が目立つお国柄ではありませんからね。
理想ばかり抱いている私のような日本人とドイツ人では価値観が違うのかもしれません。
そしてRINOさんの修行したようなお店に出会えなかっただけ。
その代り、家庭の中に甘い香りを見つけたのですからバンザイです☆

(次回は家庭菓子の話…書けるかな?)

ドナウヴェレ〜Donauwelle〜 

2010/01/24
ヨーロッパのお菓子屋さんはたいてい教会付近にあります。
ミサの後にはお菓子を食べる
そんな習慣によって、お菓子屋さんの立地は決まったようです☆

しかし…チュービンゲンの教会前に構えていたのはオーガニックのパン屋さん。
ショーウインドウには数種類のシュトーレンとクッキーが並んでいました(これもそそられますが)。
でもトルテと呼ばれるクリーム系のケーキはありません。

同地方のもっと大きい町ウルム(Ulm)の教会前とて同じことでした〜。
どうも私にはベッカライ&コンディトライはパン中心のお店という範疇にしか映らず、
(東京ので言えば、メゾンカイザーみたいな感覚かな〜)
そういったパン屋はベルギーのブリュッセルにおけるチョコレート屋の数とか、
東京の表参道における美容室と比率的には同じくらいあるのに!
(ちなみにフランクフルトやケルン、アーヘンなどにはちゃんと教会前に老舗菓子屋が存在します)
世界一の高さを誇るウルムの大聖堂
その塔を見上げる広場ではクリスマスマーケット真っ盛りだったから
ひょっとしたら見落としていたのかもしれませんが〜(汗)。。。

とりあえず大聖堂脇の、ベッカライ&コンディトライ&カフェの一軒に入ってみました。
大きな天板に焼いて飾って仕上げ、四角く切り分けたシュニッテンの類が3、4種。
ちょっと迷っていると、お店の男性が声をかけてきました。

「このドナウヴェレは、ウルムの名物ですよ。」

なるほど、表面のチョコレートの波筋がウルムの町を流れるドナウ川をあらわしているのかしら?
(ヴェレの意味はこのときわかりませんでしたが、自動翻訳かけたら‘波’のことでした〜)

この地方にも名物菓子はあるのですね!
ではドナウヴェレに決定。
Donauwelle (UlmのHERRMANN VON DER ALBにて) 1.8ユーロ
このドナウヴェレというお菓子、なんとなく和菓子みたい!?
表面はドナウのさざなみ
断面のさくらんぼやカカオ生地がドナウの川底っぽく見えます。

構成は底がスポンジ生地、
その上にマジパンっぽい生地?
カカオ生地、
サワーチェリー、
バターっぽいバニラクリーム、
チョコレート

シュヴァルツワルター・キルシュトルテと材料的には似ているけれど、
テクスチャーはドナウヴェレの方がどっしり。
しかも大きいので、日本人には半分位が飽きずに食べられるポーションでしょう。

ところでこのDonauwelle、Ulm名物というのが気になって検索しましたがほとんどヒットしません。
(やはり家庭で作るお菓子なのかしら〜?)
逆に日本語で検索したらドイツ在住日本人によるレシピ紹介や、
作っているお店まであってびっくり☆

日本橋人形町にあるドイツパンのタンネさんで、季節限定で出しているようです。
タイムリーなので買いに行こうかしら〜。

****
あの川底は、さくらんぼを生地と一緒に焼きこむことで出来るくぼみなんですね〜。
自然にできる形利用が面白いです。

そういえば、ドイツのバターブレツェルは超旨うまだった。 

2010/01/11
ブレツェルの話題をもうひとつ!

Butterbrezel
〜ブッター(バター)ブレツェル〜

おそらく先月のドイツ旅で一番ツボにはまった食べ物はこれ☆★☆

旨い!
やばい
なんだこりゃ
一口食べたらクセになる
やだーっ、ちぎる手が止まらない
誰か私を止めてーっ

と、これだけ独り言をいいながら食べたものが他にあったかしら?

****

夕方チュービンゲン駅到着後、
駅のパン屋で何気に指をさし買ったブレツェルは、
ただのシンプルなブレツェルではありませんでした。
ドイツ語はわからないから、見ためで判断することの多い食べ物系
ブレツェルもチーズをのっけて焼いたものの他、このButterbrezelが並んでいただけでした。
当然私はビールのお供の、あの粒塩のきいた味を想像して買いました。
夕食前だし、顔位大きいから翌朝食用にしてもいいかと考えながら…。

ドイツの民泊(プライヴェート・ツィマー)では一般的に朝食の用意はしません。
そのかわり宿泊客が好きに部屋で食べられるように、
共用の冷蔵庫や湯沸しポット、電子レンジ、簡単な食器、
コーヒー&ティーバックなど簡単な飲み物が用意されています。
(ここがフランスのシャンブル・ドットと大きく違う点☆)

部屋に案内されほっとしたところでお茶を入れ、駅で買ったブレツェルにひとくち齧りつきました。

いつものブレツェルと違う感触…何コレ?

(最初の独り言につづく)

****

確認すると、ブレツェルにバターが挟んであるのです。
口を開いた太い部分を中心に細い方に向かって水平にスライスしてあり、
そこに最低でも厚さ2mmはあろうバターの層!!

粒塩のしょっぱさと、ラウゲン液独特の生地風味、発酵無塩バターのクリーミーな甘さが三位一体
これ以上ない旨味の頂点!

もしドイツ語がわかっていたら‘ただのバターサンドか〜’で手を出さなかったかもしれません。

****

翌朝、宿近くのスーパー内のパン屋で朝食をとっていると
通勤通学途中と思われる客が次々とこのブッターブレツェルを買っていくじゃないの!!
ストックが足りなくなると、売り場のおばちゃんが手際良く作り始めます。
ブレツェルにきり込みを入れ、バターをたっぷりのっける感じでサンドして。

おいしいものはパッと見じゃわからない。
この旅では何度か経験しました。
アドヴェント・ブレツェル売出し中の看板。祝い事には甘い生地☆
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