アーモンドの花、イースターの羊ケーキ☆ 

2010/03/29
桜の花も咲いたというのにここ数日真冬並に寒いっ…。

うちのテラスの植物達も、寒暖いったりきたりの天候に戸惑っている様子。
いつもの年よりシャルドネの萌芽も遅くて枯れてしまったのではないかとやきもき。
昨年我が家に仲間入りしたアーモンドの木も、ちゃんと花が咲いてくれるか心配で…。

でも彼等はやわじゃなかった!
先週、アーモンドがとうとう開花しました。

その昔、3月に南仏を旅したとき、
あちこちの木に咲く薄桃色の花を桜と勘違いしてしまったアーモンドの花。
その光景が忘れられず、憧れていたアーモンドの木。
咲いた姿は桜よりひとまわり大きく、ちょっと野性のバラみたい。
果たして実になるかしら〜?


同じ頃、日本橋浜町のドイツパン屋「タンネ」でイースターの‘羊ケーキ’を買いました。
アルザスでいう‘アニョー・パスカル’はドイツでは‘オスターラームosterlamm’。
スポンジ生地にパウダーシュガーをかけた軽やかなタッチの焼き菓子は
そのままでもジャムをのっけても、いくらでも食べられそう☆

卵の形のはルクセンブルクはオーバーヴァイスのイースターエッグチョコ。
先週食べに行ったルクセンブルク料理フェアでお土産にいただきました。

ヨーロッパの春は花じゃなくて羊やうさぎや卵で祝うのですね〜。
花より団子な私にはありがたい。
いやアーモンドの花はきれいだし、どっちも捨てがたい。
早く暖かくなりますように〜!
by fruitsnoirs | お菓子とつぶやき 

ニューオリンズのキングケーキ その2 

2010/03/26
 キングケーキを食べる会メンバーは7人。

 付属のマルディグラCDをバックミュージックに、別添え陶器のフェーヴを主催者が底に隠して等分にカットしたら、どれをとるかはジャンケンで勝った順番に好きな一切れをとっていきました。


 お皿にのせたケーキに、慎重にフォークをあてて塊を探ります。

 さて、このフェーヴを当てたのは???
 2010年のコレクションはJester (道化師)。

 みごと当てたのは、私の隣に座っていた友人で菓子研究家のMさん。

 神様はなんと相応しい人を選んだのでしょう〜☆実は彼女こそ、私にキングケーキの存在を教えてくれた人なのです。

 おめでとうごさいます♪



 女王様が決まって、さあみんなで食べましょう! と、その直後、予期せぬことが…。


 Mさんに遅れて選んだ一切れの香りや断面、底の状態をチェック…してみたら…




 何、何かへばりついている!?




 これはひょっとして…
 取り出してあお向けにすると、赤ちゃん、つまり幼子イエスをかたどったプラスチックベイビーでした。

 
 ニューオリンズのマルディグラ・キングケーキの歴史を少し読んでみると、このプラスチックベイビーが定着したのは1900年代中頃からで、その前1800年代の裕福なルイジアナのプランテーションオーナーの時代には宝石を隠し、それ以前はコインや豆、ナッツなどを隠していたそうです。

 今でもヨーロッパのような陶器製フェーヴはアメリカでは稀な存在で、マルディグラ(ルイジアナではカーニヴァルシーズンのことをさす)に何千何万と食べられるキングケーキには、このプラスチックベイビーが一般的なのだとか。身長約2cm、両腕を広げて結構な存在感ですが〜、これならひとつ当たればもう十分。。って感じですか。いえいえ、日本では手に入らない貴重なベイビー、当たった私は幸せものです☆(小躍り♪)
 キングケーキには、ガレット・デ・ロワにつきものの王冠はついていません。

 そのかわり、それ以上にマルディグラパーティーに欠かせないグッズが何種類もあります。

 マルディグラ3色ビーズネックレス、コイン、カップ、どうみてもおもちゃなこれらは一体何に使うのかしら?と不思議に思っていたのです。

 ビーズやコインはマルディグラのパレードで山車のうえから投げるのだそう。そんな賑やかなお祭りも動画検索すれば、見ることができます☆


 いただいたキングケーキは、懐かしのシナボンのような香り、でも思ったより甘くなく、ソフトで軽やか♪ 現地に行けば、クリームチーズやピーナツやらチョコレートクリームを挟んだヴァリエーションもたくさんあり、まるで大きなドーナツみたい。フランスやスペインのシンプルなブリオッシュがアメリカに渡り数世紀、その間こうもスタイルが変化したとは!

 私も家で作ってみようかな〜と思いつつ、あの3色をどうするか???(合成色粉を使いたくない私)で悩み、結局イースターを迎えてしまいそうです、とほほ…。


 こんなに盛りあがったパーティーは久しぶり。アメリカからわざわざ抱えてきてくださったマダムM、主催や場所を貸してくださった友人たちに感謝です。来年はベイビーが当たった私持ち…ですか?
by fruitsnoirs | お菓子とつぶやき 

ニューオリンズのキングケーキ その1 

2010/03/24
前回お話ししたベーコン入りチョコレートが登場したパーティー

そもそもはキングケーキを食べる会という名目でした。


そのキングケーキって何かって…?
KINGCAKE
王様ケーキ

アメリカ南部ルイジアナ州ニューオリンズ名物
1月6日からカーニヴァル(マルディグラ)の期間に食べられる
円型(もしくは楕円)のスィートブレッドで、
多くはシナモンロールの表面にアイシングを塗り、
マルディグラのカラーである紫色(正義)、緑(信仰)、黄色(金、パワー)の3色で彩られています。
そしてケーキの中にはプラスチックの赤ちゃんが1つだけ隠されており、
切り分けて赤ちゃんが当たったら!?
王様として次のパーティーを開く義務を背負うのです。


これってフランスでいうエピファニーのガレット・デ・ロワのアメリカ版?
と思われた方もいらっしゃるでしょう。
私もキングケーキの存在をはじめて知ったとき、
フランスがアメリカ南部を支配していた時代があったことでピンときました。
キングケーキの歴史はヨーロッパのエピファニーが起源のようです。

同じくスペイン、フランスの支配を受けたメキシコには1月6日に
ロスカ・デ・レジェスというリング状ブリオッシュの王様ケーキで祝う習慣があり
人形が当たった人はやっぱり次にご馳走するお約束なのだとか。

ガレット・デ・ロワに興味のある私は、
当然その流れであるロスカやキングケーキにも会って(食べて)みたくなりました。

幸運にもメキシコのロスカに関しては、
3年前にメキシコ人のパーティーで現地から手土産で持ち帰った本物をいただく機会に恵まれ、
メキシコ式にホットチョコレートやタマレスと一緒に、人形の当たるスリルをみなで楽しむことができました。

一方ニューオリンズのキングケーキはというと…
ネット社会のアメリカらしく、検索すると出てくる出てくるショップのお取り寄せ!
けれどハワイやアラスカまではエアーでお届けOKなのに、日本(外国)への配送は不可。
アメリカからなら4、5日もあれば届くだろうに。
やっぱりニューオリンズに食べにいくしかないかな〜。
(それはそれで、ガンボやジャンバラヤやら他にも味わってみたいものもあるからいいのだけど)

そんな悩みを今年も抱えていたところに
友人からの提案とお誘いが!!

アメリカから一次帰国されるショコラ好きのマダムNに、
直前に取り寄せたキングケーキを運んでいただき食べる会の開催が可能となったのです。
(ショコラ好きつながりのなんてありがたいこと♪感謝)


さあ、これから当日いただいたキングケーキを紹介しましょう☆
 お取り寄せしたキングケーキの箱の中身です。

 ケーキの他、マルディグラを盛り上げる様々なアイテムもセットになっています。

 カップの中にはプラスチックの3色ビーズ、コインがじゃらじゃら〜。マルディグラミュージックのCD、チコリコーヒー、マルディグラのリーフレット、そしてもちろんガレット・デ・ロワでいうところのフェーブも!

 近づくとシナモンとお砂糖の甘〜い香りが漂ってきます。それも決してヨーロッパじゃなくアメリカンなスイーツフレイバー!
 ツイスト状の生地が長いほうで30cm以上はあろう楕円形のキングケーキは思ったより柔らかく、袋から出すのにちょっと神経を使いました〜。

 小袋に入っているのはフェーヴ。
 こちらのお店では陶器製のフェーヴを年ごとにオリジナルで製作しているようです。

 フランスのガレット・デ・ロワのフェーヴとはまた違った雰囲気でかわいい♪

 やっぱりコレクターがいるのでしょうね。

 これをキングケーキの底に隠してカットし、私達はジャンケンで順番にどれをとるか決めました。

 さて、このフェーヴを当てたのは???

(次回につづく)
by fruitsnoirs | お菓子とつぶやき 

ベーコン入りチョコレート〜☆★☆ 

2010/03/16
ひょえ〜っ、味噌ガーナの次はベーコン入りチョコレートですか!?

アメリカから一次帰国されたショコラ好きのマダムNが
とあるパーティーに持参したアメリカンテイストの数々…。

その中に、ベーコン入りタブレットチョコがありました。

「Mo's Dark Bacon Bar」
Applewood smoked bacon
Alderwood smoked salt
dark chocolate
62% cacao

食べもの好きが集うパーティーの面々はパッケージに、香りに、味に興味津々。

肉料理にチョコレート、というのはメキシコのモレなど伝統料理にあったり
カレーの隠し味に使ったりと珍しくはないのですが

チョコレートの具として肉!というのはフォアグラ以来の経験♪
(あっ、パリでメキシコ製モレ入りボンボンも食べたわ)
柿の種チョコとか、
ロイズのポテトチップスチョコといった植物性塩味系じゃなくて肉!
でもスモーキーな香りがカカオとつながって悪くないのです。
お酒が欲しくなります☆

vosgeschocolate
ヴォージュチョコレート!?
検索するとあちらでは有名なんですね〜☆
(サイトには自ら‘有名なベーコンチョコ’って書いてあるし)
ただの流行りではなく何年も作られているのがすごい。
スタイルやお値段からして高級チョコレートショップなのに
イースターには卵の形のベーコンチョコ、=ベーコンエッグ!!
なんてジョークみたいなギフトもあって楽しい。

他にもお酒のあてになりそうなチョコレートがいろいろ♪
アメリカの枠にとらわれないエネルギッシュな味
もっと食べてみたくなりました。
by fruitsnoirs | チョコレートの紹介 

味噌ガーナ☆☆☆ 

2010/03/12
 実はラーメンも結構好きで、食べにいったりもするのです。


 でもショコラほどマニアではないし…
 カップ麺のほうは食べないので

 友人に聞いてはじめてその存在を知りました。

 「味噌ガーナ」
 
 麺屋武蔵というラーメン店とロッテのガーナチョコレートのコラボで、ヴァレンタインシーズンにサンクス、サークルKで数量限定販売。

 もともとうちの近所にサンクスやサークルKはないし、知ったのがヴァレンタイン終わった後だったから、売りきれ店多く探すの大変っ(笑)でした。→意地になって電話調査した自分。
 中身は麺(とかち麺工房製氷結乾燥ノンフライ麺)、液体スープ、レトルトの具(乾燥もの)、具材(ウエットもの)、トッピング用ガーナチョコと細かく仕分けされています。久しぶりのいまどきカップ麺に、並ならぬこだわりを感じます。

 でも作り方は蓋の縁のちっちゃい文字だけなので間違えないようにしなきゃと、どきどきしてしまいました。(年のせいかマニュアルと小さい文字にパニックなのです〜苦笑)

 もちろん用意するのは熱湯だけなのですが!
 乾燥レトルトの具を開封し投入します。

 乾燥エリンギとじめじ、それに…ん? この黒い粒はチョコチップ☆!

 なるほど、赤いパッケージのトッピングガーナだけじゃなくて、具材にもガーナチョコが入るのですね〜。

 この状態に熱湯を注ぎ蓋をします。蓋の上にスープと具材袋をのせ温めつつ5分待って…。


 
 スープと肉系具材を混ぜて、トッピングガーナをのっけてできあがり。

 お箸でかき混ぜるととろとろにチョコが溶けて乳化していくのです。

 ガーナはミルクチョコでバニラ香料がちょっと鼻につくけれど、想像していたよりいけます☆☆☆麺ももちもちして美味しい♪

 もともとカカオのテイスティングノートに発酵によるお味噌のような香りがあるので、同じ発酵食品の味噌とカカオのカップリングは可能性ありかなぁ。もっとビターでワイルドなサオトメ産カカオあたり入れたら面白そう☆→ショコラマニア側の発想♪

 とはいえ、これはショコラマニアじゃなくてラーメンマニア寄りの企画!?ですよね。
by fruitsnoirs | チョコレートの紹介 

カカオで洗う☆ 

2010/03/10
Yves Rocher のJardins du Monde Crème de douche Fève de Cacao d'Afrique
 以前ベルギーで見つけたカカオの香りのボディソープ(みたいなもん)。

 勿体無くてしばらくとっておいたのですが、化粧品も何年もおいたら劣化するでしょうから使い始めました。

 香水文化の国だけあって、使い終わった後もお肌は甘〜いカカオの香り☆保湿もばっちりです。

 昨年ドイツのチョコレート祭りで体験したカカオのデコルテマッサージといい、カラダもよろこぶ植物のようです。
by fruitsnoirs | ベルギー旅とお菓子など 

FOODEX2010で見つけたオリエンタルなショコラ☆ その2 

2010/03/09
GALLOTHAIの小豆ボンボン
 暑い国のチョコレートは正直いただけない…。

 だからタイのコーナーでこのGALLOTHAI社のチョコレートの前を通ったときには期待などしませんでした。

 ところが、アジアの癒し系高級ホテル風のあしらいで、見た目も鮮やかな多種多様のチョコレートに手をのばしてみると、あるわあるわ面白い味!

 半端じゃなく練りこまれた黒胡椒入りタブレットは後から押し寄せる刺激に笑いが止まらない。レモングラスのホワイトガナッシュのトリュフはタイらしい一粒。端っこにちょこんとチョコレートがけしたミニトマトのコンフィや、小豆入りミルクチョコのボンボン(写真)は、日本でもありそうでなかった(ような?)ユニークなマッチングでした。ベルギー産のクーヴェルチュールを使って、上質でありながら楽しさに富んだチョコレートはタイの高級ホテルなどで取扱いされているそう。

 そういえば、昔バンコクのスコタイホテルのお部屋にサーヴィスされたトリュフがあまりに美味しく、お土産に買って帰ったことがります。(今でもあるのかしら〜?)

 暑い国にも素晴らしいチョコレートはある! と考え直さなければなりませんね〜☆

 *こちらも残念ながら日本未発売です。

 
by fruitsnoirs | チョコレートの紹介 

FOODEX2010で見つけたオリエンタルなショコラ☆その1 

2010/03/06
ChoCo'aのローズキャラメル入りボンボン(銀紙に包まれていました)
 幕張メッセで行われたFOODEX JAPAN 2010で面白いショコラに出会いました。(写真は場外で撮影したものです)

 ひとつはアラブ首長国連邦、ドバイのChoCo'aというショコラ。

 ドバイのショコラといえば、今年のサロン・デュ・ショコラでラクダのミルクを練りこんだラクダ型チョコを発表したアルナスマのインパクトが大きく〜今度は何々???と興味津々。

 こちらChoCo'aではベルギー製クーヴェルチュールを使ってオースドックスなタブレット系から、いちじくなど特産のドライフルーツにチョココーティングをかけたもの、そして銀紙に包まれた秘密のひと粒(ボンボン)に至るまで幅広いラインナップが陳列されていました。

 中でもローズウオーターの香りを練りこんだとろとろのキャラメルを包み、穴にバラの花びらをあしらったイスパハン〜なボンボンといったら!!

 穴からこぼれそうなピンクの花びらがなんともアラブっぽく食べる前からメロメロ…。コーティングの厚さなんて気にさせないほど優雅なひとくちとなりました。ドバイのお金持ちはこんなショコラを口にしているのね〜。

 ちなみにこちらのショコラは残念ながら今のところ日本未発売です。

 (その2に続く…)
by fruitsnoirs | チョコレートの紹介 
ページトップ ▲