世界各地にある!?マリービスケットのケーキ 

2011/04/07
昔、中学生の頃、大人気だった手作りケーキがあった。

友人が学校に持ってきてみんなで食べたブランデーケーキ。(←友人命名)

パウンド型にあわせてラップをはり、
洋酒で風味付けしたホイップクリームと市販のマリービスケットを交互に敷き詰め
再びラップで蓋をして冷蔵庫で一晩

クリームの水分がサクサクのビスケットをしっとりソフトなテクスチャーにしてくれる。
この変身が、人気の秘密だった。
オーブンを使わず簡単に作れることとともに。
いつ誰が考えたのか知らないけれど、マリービスケットの箱にはレシピが載っていたっけ。


そんなビスケットを使った、同じようなケーキがポルトガルにもあったなんて〜!
料理教室で初体験。
BOLO DE BOLOCHA EM FORMA DE FLOR

BOLO = ケーキ
BOLOCHA = ビスケット
FORMA DE FLOR = 花の形

日本版と違うのは、ホイップクリームではなく、バタークリームを塗ること。
(ここではコーヒー風味)

パウンド型など使わず、丸いビスケットの並べ方で花の形を作っていく
なんともレトロな雰囲気に
ポルトガルと日本の長いつながりを感じてみたり・・・。
お味もしっとりソフトで、コーヒーのほろ苦さがバタークリームに程よいアクセント。
ん?

この断面を見てまたひとつ思い出した!

スウェーデン版ビスケットケーキにradiokaka(ラジオケーキ)と呼ばれるものがある。
昨秋の旅で買ったレシピ本で偶然みつけたのだけど、
こっちはパウンド型にチョコレートとココナツオイル、卵を混ぜたクリームで覆うタイプ。
食べたことはないけれど、卵入るからこれもソフトになるのかな?
層が出来た断面がラジオに似ているからか面白いネーミング。
(他にも呼び方は存在するらしいが)
で、

ラジオケーキの話をドイツ人に話したら、なんとドイツにも同じようなケーキがあるそうな。

しかも、今度は花でもラジオでもない

「冷たい犬」= Kalterhund

とか、

「冷たい犬の鼻」 = Kalte Schnauze

なんて名前がついているのだと!!

犬を飼っている身としては、想像するだけで寒くなってしまうけど、
理由は知らないとかってドイツ人の彼女・・・ 
なるほど、ドイツでも色々な呼び方があるのね。
それにしても呼び方が変化して犬にたどり着くとは、グリム童話の国ならではと微笑んでしまった。
(←怖い急展開が)

こちらはレシピも紹介されていて、ビスケットはしっとりじゃなくてサクサク状態みたい。
マリービスケットよりちょっとリッチなビスケットを使うのかな!?
あっ、思い出した。
砕いてドライフルーツ&ナッツも入れ、サラミ状に成形したお菓子は3年くらい前に作ったっけな。
チョコは固まるし油脂分が多いから、ビスケットはしとらずサクサクのままだった。



ところで、料理教室で久々に見たマリービスケットのパッケージ。
そこには、紹介したしっとりケーキではなく、デコ・ビスケットのレシピが掲載されていた。
デコ・スイーツ流行の時代を反映しているなぁ〜。
by fruitsnoirs | お菓子とつぶやき 
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