バスクの生ハム骨で作ったごった煮スープ 

2011/03/11
ひゃ〜

今年のFOODEX(フーデックス)では思わぬお土産をいただいちゃった!

フランス・バスク地方の生ハム〜「ジャンボン・バイヨンヌ」の試食に並んでいたら
骨からハムをそぎ落としていたベレー帽のムッシュから話しかけられた。

ムッシュ「あなたは家でスープを作りますか?」

私「はい、もちろん。大好きですから。」

ムッシュ「じゃ、作ってくださいね、これで。」

私「えぇ・・・???」


ムッシュ:ほとんどスケルトンになったジャンボン・バイヨンヌの間接をスポッとカットし、
大きな紙袋に入れ私に差し出した。

私:一瞬目がまんまるになったまま。
マニュアル通りのフランス語もここで止まった(苦笑)

横で通訳さんが、スープ作るならあなたにプレゼントしますよ、ってことですと教えてくれた。
(そんなやりとりだったと思う)

「ありがとうございます!」
作るとは言ったものの、生ハムの骨は初めて。
加熱ハムのもも骨はデパ地下で買ってポトフにしたことはあるけれど、完成イメージがちょっと違う。
皮付きだし、身もまだ少し残っている。
とりあえず、それらをこそいで水から一度茹でこぼす。
(こそいだ生ハム、おいしい〜)

再び水、香味野菜、ハーブと一緒に煮る。
一時間で芳香な出汁がたっぷり☆
バスクの生ハムとの組み合わせ・・・何にしよう?

スペインバスク、チョコレート&菓子博物館のあるトローサで見つけた特産の黒いんげん豆
Alubias de Tolosa
あれの出番だ!
(黒い食べ物って主張強いからなかなか使えず・・・豆嫌いの家族がいるし、
買ったはいいものの、いつまで保存しておくのかと悩んでいた)

このトローサの黒豆、現地でもポピュラーな食べ方は、
煮込んでソーセージやキャベツ、唐辛子のピクルスと食べるようだし。

こそいだ生ハムとたまねぎ、にんにく、にんじん、じゃがいもを炒め、
パプリカ(辛口と甘口を両方)、タイムで風味付けし、
トマト、キャベツ、下茹でしたトローサの黒豆を加え一緒に生ハムスープでコトコト・・・。
こういうとき、Staub社のお鍋は力発揮☆

骨と熟成ハムの旨みたっぷり、それにちょっと燻したような湯気がたちこめ、
豆がそれらを吸収し、野菜の甘みが口にひろがる、体が芯からあたたまる。

うーん、生ハムは骨まで味わってこそだわ〜☆☆☆
しかし家族二人では一晩で食べきれず

翌日はリメイクを♪

骨からの二番だしを足し、脂をとり除いたスープの上澄みで炊いたご飯!
これ、洋風の茶飯だわ
めちゃおいしい☆

残りの鍋にさらに野菜とにんにくすりおろしをたっぷり入れ、
最後に落とし卵。
半熟の黄身がスープに混ざり合うとたまらない。
さらに深い味わいになった二日目。

ムッシュ、本当にごちそうさまでした♪
ああ、フランス語をやっていて良かった〜。
もっとまじめにやらないとね。
あまりに夢中で、途中まで食べてから撮影の二日目(苦笑) この茶飯をスープにからめてもいける