イタリアの焼き小麦入りパスタ 

2011/03/07
もうひとつ、焼いた小麦を使った粉物で忘れられない味があった!

数年前のFOODEX イタリアのコーナーで試食した焼き小麦粉入りパスタ。

詳細は覚えていないけれど、イタリア南部・プーリア州で作られる

La farina di grano bruciato o grano arso è una farina tipica della puglia

を普通の小麦粉に練りこんだ、見た目はおそばのようなグレーのパスタ。

これが、シャリシャリとした微粒感とおこげの香ばしさが広がっておいしかった☆


ところがこのパスタの生まれた理由は‘貧しさ’。

昔、収穫前の小麦畑が戦争で焼けてしまい、
貧しい農民たちは仕方なく焼けた小麦を挽いてパスタにしたとか、
大地主に小麦を収めたあと、収穫後の焼いた麦わらについた小麦を集めて食べたとか、
(すみません、うる覚えです〜)

人間の生きる貪欲さが生んだ新たな味。
けれど豊かになった戦後、この食べ方は一時は忘れられていたそう。
貧乏くさかった焼き小麦入りパスタが現代に蘇ったのは
その特徴ある味が見直されたからだ。

今ではあえて焼いた粉も売っているという。

プーリアではパスタの他、パンやお菓子のレシピもあるようだ。
ああ、またしても妄想しそう〜。
by fruitsnoirs | お菓子以外のつぶやき 
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