レストブロート入りが好き☆ 

2011/03/05
そういうものを入れて焼いたパンがあることは知っていた。
三宿のシニフィアン・シニフィエのドイチェヴァイツハイトを食べたことがあるから。

けれど、
今までのドイツパン教室では習ったことはなかったから、その呼び方は初耳だった。

レストブロート
・・・
つまり余ったパンのこと。

材料を無駄にしないドイツでは、残ったパンをパン粉状にして再び生地に混ぜ捏ねてパンを焼く。

スープの浮き実、団子やラスクにするのではなく、
新しいパン生地に混ぜ、またパンとして蘇るというのがすごい。
見た目じゃわからない再利用法だ。
しかもたたエコの観点からだけではなく、
焼きあがったパンは保湿効果が高まり、しっとりなパンになるという。

ところが私は他のことを考えていた。
粉をローストしてから材料と混ぜて固めて焼くスペインのお菓子、ポルボロンの
あのホロリ、ホロホロ・・・口の中で崩れる儚さだ。
しっとり感の中に、ハラハラとほどけていく儚さを感じずにはいられない。
残り物への愛しさと、古い物だけが持つ熟成した旨み、複雑さ。

週末の乗鞍で食べた、ブロート・ヒューゲルのコール・コップフブロートで
レストブロート入りのパンにはまってしまった!

ひょっとして、ドイツパンのお店では、当たり前のようにやっていることなのかしら???

だとしたら、もっとアピールして欲しい。
そのお店の年輪を食べてみたいもの!
by fruitsnoirs | パンとつぶやき 
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