夏のChocolate Trip(チョコレートトリップ)へようこそ サブレに敷き詰められた砂利ショコラ☆ 

2010/08/03
チョコレートで夏の旅を!というテーマですが、

私がチョコレートで連想する国といったらまずはスイス。
今でこそカカオ豆の産地である中南米とか、フランスとかいろいろ出てきますが、
登山列車に乗ってアルプスの展望台で飲む、食べるチョコレートといったら最高!


今回は、大衆的なチョコレートメーカーが多くなってしまったスイスにおいて、
今なお小規模で昔ながらの作りを貫くフェルクリン社の100周年を記念アイテム、
‘チェンテナリオ’の二種類のチョコレートを使って、
夏を感じるチョコレート菓子を提案させていただきました。

このチェンテナリオは70%カカオのオリジナルブレンドを、
コンチング(チョコレートを滑らかにする作業)をかけないクルードと
48時間コンチングしたコンチャという
スイスでコンチングマシーンが発明される前と後といった
歴史的製法の違いをセットにしたユニークなアイテムなのです!
このチェンテナリオにスイスで出会ったとき、ショコラーな私は大興奮でした。
使用前・使用後でこんなに変身するとは!!


前置きはこれくらいにして

お題はクルードを使った夏向きのチョコレート菓子。

クルードは、カカオとお砂糖をすり混ぜきっていないので(粒子が粗い状態)
口に入れると無意識のうちに噛んでしまいます。

じゃりじゃりシャリシャリ・・・

これは口どけを楽しむというより噛む音と舌にあたる軽快なドット感を楽しむチョコレート。
そのままでもおいしいけれど、この特徴を生かしたお菓子にはできないか・・・。

ただ、焼きこんだり溶かしてしまうと普通のチョコレートになってしまうのだそう。

そこで猿舘シェフはこのままをパーツとして使う、サブレにくっつけるという手法をとりました。
ひとつひとつ大きさをそろえてのっける作業に大変手間がかかっています。


当日は暑かったので、冷蔵庫から出したてを召し上がっていただこうととっさに思いつきました。
普通チョコレートは室温で食べると口どけよく香りが引き立つのですが、
このサブレクルードでは、アイスクリームではなくカキ氷的な涼を感じてみたくなって〜。

結果大成功!!
爽快な口当たりの夏のひんやりサブレショコラとなりました。

このショコラが呼び起こす光景は〜エジプト、スウェーデンのゴットランド島の遺跡など、
参加者それぞれ思い出の地を連想されていました。

グリコジャイアントコーンのチョコがけ部分が大好物だった私は小学生時代にタイムスリップ。
ナッツをのっけてもいけるに違いないと直感。
写真は残して持ち帰ったサブレショコラクルードをちょっと遊んでアレンジしたもの。

砕いたローストヘーゼルナッツにローズ、ピンクペッパー、コリアンダーシード、
ヴァニラ、フリーズドライベリーのパウダーをトッピング。

ほら、アルプスの岩間に咲く可憐な野ばら花!


夏のチョコレートでいろいろな空想の旅ができました。

みなさま、猿舘シェフ、ありがとうございます。
by fruitsnoirs | チョコレートのイベント 
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