ドナウヴェレ〜Donauwelle〜 

2010/01/24
ヨーロッパのお菓子屋さんはたいてい教会付近にあります。
ミサの後にはお菓子を食べる
そんな習慣によって、お菓子屋さんの立地は決まったようです☆

しかし…チュービンゲンの教会前に構えていたのはオーガニックのパン屋さん。
ショーウインドウには数種類のシュトーレンとクッキーが並んでいました(これもそそられますが)。
でもトルテと呼ばれるクリーム系のケーキはありません。

同地方のもっと大きい町ウルム(Ulm)の教会前とて同じことでした〜。
どうも私にはベッカライ&コンディトライはパン中心のお店という範疇にしか映らず、
(東京ので言えば、メゾンカイザーみたいな感覚かな〜)
そういったパン屋はベルギーのブリュッセルにおけるチョコレート屋の数とか、
東京の表参道における美容室と比率的には同じくらいあるのに!
(ちなみにフランクフルトやケルン、アーヘンなどにはちゃんと教会前に老舗菓子屋が存在します)
世界一の高さを誇るウルムの大聖堂
その塔を見上げる広場ではクリスマスマーケット真っ盛りだったから
ひょっとしたら見落としていたのかもしれませんが〜(汗)。。。

とりあえず大聖堂脇の、ベッカライ&コンディトライ&カフェの一軒に入ってみました。
大きな天板に焼いて飾って仕上げ、四角く切り分けたシュニッテンの類が3、4種。
ちょっと迷っていると、お店の男性が声をかけてきました。

「このドナウヴェレは、ウルムの名物ですよ。」

なるほど、表面のチョコレートの波筋がウルムの町を流れるドナウ川をあらわしているのかしら?
(ヴェレの意味はこのときわかりませんでしたが、自動翻訳かけたら‘波’のことでした〜)

この地方にも名物菓子はあるのですね!
ではドナウヴェレに決定。
Donauwelle (UlmのHERRMANN VON DER ALBにて) 1.8ユーロ
このドナウヴェレというお菓子、なんとなく和菓子みたい!?
表面はドナウのさざなみ
断面のさくらんぼやカカオ生地がドナウの川底っぽく見えます。

構成は底がスポンジ生地、
その上にマジパンっぽい生地?
カカオ生地、
サワーチェリー、
バターっぽいバニラクリーム、
チョコレート

シュヴァルツワルター・キルシュトルテと材料的には似ているけれど、
テクスチャーはドナウヴェレの方がどっしり。
しかも大きいので、日本人には半分位が飽きずに食べられるポーションでしょう。

ところでこのDonauwelle、Ulm名物というのが気になって検索しましたがほとんどヒットしません。
(やはり家庭で作るお菓子なのかしら〜?)
逆に日本語で検索したらドイツ在住日本人によるレシピ紹介や、
作っているお店まであってびっくり☆

日本橋人形町にあるドイツパンのタンネさんで、季節限定で出しているようです。
タイムリーなので買いに行こうかしら〜。

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あの川底は、さくらんぼを生地と一緒に焼きこむことで出来るくぼみなんですね〜。
自然にできる形利用が面白いです。
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