ベルギーのクリスマスパン☆クニュを買いに王子へ 

2009/12/24
 世界にはまだ知らないクリスマスのパン(食べ物)がある!

 日本を飛び出し、パリからフランスの地方へ、そして国境を越えると耳慣れない言葉が聞こえると同時に今まで見たことのない形のパンやお菓子がディスプレーを飾っている…。

 日本のお正月にいただくお雑煮が地方ごとに違う特色を持っているのと同じ様に、その土地で大事に育まれ受け継がれた形と味。お正月を故郷で過ごし、口にすればほっとするもの。

 それを日本に住むキリスト教国の外国人におきかえれば…

 異国の地でクリスマスを過ごす彼等にとって、いつもの味を口にできない寂しさと言ったらないのでしょうね。

 このクニュCougnouは、ロワンモンターニュというパン屋さんの近くに住むベルギー人が、故郷のクリスマス菓子が東京でも買えればと、シェフに作っていただくようお願いして完成した季節限定の菓子パン。シェフ自身は現地でクニュを食べたことはなかったため、わざわざ故郷のお母様から本物を送ってもらってベルギーのクリスマス習慣とともにイメージを伝えたそうです。
 卵やバターがリッチなブリオッシュ生地に、ベルギーらしくバール(ワッフル)シュガーが具として練り込んであり、食べると時々…かすかにしゃりしゃりします。ロワン・モンターニュさんのこだわり☆国産小麦&白神こだま酵母仕立てなので、香り高くやさしい甘さに仕上がっていて誰にでも好まれそう♪ 私が買いに行った午後には、クニュは全て売りきれていました。もう常連さんたちには定着しているのですね〜。予約しておいて良かった☆

 ベルギーにはクラミックというブリオッシュがありますが、生地はほとんどそれと同じような感じです。

 クニュの場合、形が特徴なのと(キリストのお包み??)、本来はコインやテラコッタまたは砂糖人形を入れたりのせたりして、新年の幸運を願うそうです。コイン付きなのでまたの名をお財布パンとも。北フランスやベルギーあたりで見られ、名前も形も地域によってバリエーションがあるようです。ベルギー人の話によれば、クリスマスの夜、このクニュを子供の枕元においておくのだとか。

 ガレット・デ・ロワも金沢の新年菓子・福徳も、くじにしたり、幸運をたくすものを入れたりと、新年にいただくものは世界共通の根っこがあるのだなぁ〜と思います。

 ああ、もういくつ寝ると…。
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