えっメネレ!? @東京国際フォーラムで開催中のストラスブールのマルシェ・ド・ノエルに行ってきました 

2009/12/16
 アルザスのミュルーズ、スイスのバーゼル、ドイツのウルムやシュトゥットガルトのクリスマス市に行ってきたばかりだから、気持ちが「……?」となるのは覚悟のうえ、有楽町の駅からマルシェの会場へ足を踏みいれました。

 平日の昼過ぎだったので、お目当てその1☆のタルト・フランベも待ち時間なし。ドラム缶を横にしたような専用の窯に薪をくべながら、オーダーの入った生地を窯のターンテーブルに置くと、ピッツァよりも薄い生地の周囲はみるみるうちに膨らんで焼き目がついていきます。まんべんなく焼けるよう途中ターンテーブルを反転させできあがり。

 サワークリーム、ベーコン、オニオンのシンプルなタルト・フランベは、生地もサクサク軽くてひとりでも一皿ペロリなスナック。この生地の軽さは現地で食べた感覚だわ〜とちょっと感激。それもそのはず、メニューの脇に、予想をはるかに上回るオーダーのため、1日の皿数を制限し、更に会期中の品切れを避けるためフランスから追加で生地を輸入することになったとの張り紙…、つまりこの軽い生地はフランスの材料と製法だったのです。

 お供は予告で気になっていた白のホットワイン(白しか作っていないようです)。私もひと形パンのイベントで白のホットワインを作ってみたし、ミュルーズのクリスマス市でも白のを飲んだし、六本木ヒルズのドイツ風クリスマス市でもそう、港北イケアのグロッギも今年は白。ホットワインも白の時代なのかしら〜♪ クローブなどのスパイスがきいた甘さもほどよいお味でした。

 それにしても屋台とは思えない懐に木枯らし吹くお値段。。。タルトフランベ1200円、ホットワインは紙コップで700円、アルザスワインを飲もうとしたら一杯1000円もするのでやめました(涙)。

 そうそう、雑貨のブースでケルシュ織りを見つけたのはうれしかったなぁ。作る人が少なくなってしまった伝統のケルシュ織りはアルザスに行っても売っているお店はなかなかなく、お値段も張るけれど見ていて触れて飽きません。しかし大きいものはすでに売りきれてしまったそう。お祭りの勢いってすごいのね〜。ケルシュ織り職人さんに会って聞きたいことがあったのだけど今回は来日されませんでした、残念!

 お祭りの勢いといえば、私のお目当てその2☆アルザスのクレマン(スパークリングワイン)を練り込んだパン‘クレマンテーズ’などアルザスのパン職人が焼いた限定パンがほとんど完売になっていたこと。提携先のルビアンで焼いているらしいのですが、クレマンテーズはおろか、クグロフ、パンデピス、クリスマスクッキーなど楽しみにしていたものが昼すぎには売切れとなってしまったそうです。

 しかし私はブースの端っこ奥に見つけました。ひと形パンのマナラの山積みを!! あんなに端っこじゃ目立たないからかしら。。。かわいそうなマナラちゃん〜。もちろん買います「マナラひとつ下さい!」 

 「マナラ???」お店の人に通じないっ…それでひと形のやつ、と言って注文しました。後で看板を見直すと、ひと形パンには‘メネレ’の名が! (パン職人の発音がメネレなのかしら〜)

 身長20cmくらいののっぺらぼう。おまけに片チンバで、こりゃ慣れない日本人職人が作ったものではないな…と思われる(笑)ダサかわいさが本場ものっぽい。プレーンなのに妙に病みつきになる味も現地っぽいです。

 せっかくクリスマスビールやワインが売っているのに、その場で飲めなかったり、高かったり、売りきれ続出だったりで、今ひとつ熱くなれない複雑な気持ちですが、何かと規制の多い日本で今できる精一杯のことなんでしょうね、これが。安全第一の国です。

 達成できなかったお買い物に期間中もう一度行ってみようと思います。

マルシェ・ド・ノエルで売っていたのっぺらぼうのメヌレ
by fruitsnoirs | パンとつぶやき 
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