「紅さやか」というさくらんぼで…。 

2009/07/11
 山形からさくらんぼが届きました。品種は「紅さやか」。

 本来は早生品種の位置付けなのですが、こちらの農園では女王「佐藤錦」の収穫出荷に追われて、木に実らせたままに…。そもそも佐藤錦の受粉用に植えている木だからとか〜、ああ、けなげな果樹だこと。でもそれが返って面白く、樹上完熟した紅さやかはアメリカンチェリーと見紛うような赤黒い実になるのです。下の写真で佐藤錦と比べると違いは明らか。食べてみると中身もこの色、やわらかくてジューシー、そして驚くほど甘〜い! 酸味も奥から徐々に感じます。スティック糖度計を当てると、えっうっそぉ〜っの20度越え。普通はメロンで15度前後、ぶどうで20度前後なので、完熟品はさすがに違うなぁ。
 地元山形では、鮮やかな色を生かしてジャムにする他、ジュースにして楽しむそうです。佐藤錦などでは色抜けしてしまうさくらんぼの紅色、私も紅さやかならではの色を生かしたい。それでコンフィチュールとクラフティを作ってみました。

 コンフィチュールは、さすがに濃い紫に染まり見た目はきれい! …しかし、糖度の高さが予想以上で、お砂糖半量では甘さを強く感じてしまい、もう一工夫必要かも…な結果に。うううっ、これは考え甘かった〜。(糖度は62度くらいで他のコンフィチュールと同じなのに。)

 一方クラフィティは大満足! 種抜きをしない元祖な方法で、果物の旨味をまるごと焼き込んだらどうなるか一度やってみたかったのです。ジューシーな紅さやかの赤紫に染まった種をぺっと出しながら食べるのも家庭菓子ならでは。

 コンフィチュール作りで抜いた、ちょっと果肉のくっついている種に炭酸水を入れて飲んだら香りがたってとても美味しい♪ ジュースにするっていうのもこれなら納得。

 東京のお店では買えない、手に入らない樹上完熟の紅さやか。地方菓子って、そこでなければ生まれない、味わえないということが、こうやって手にとって加工してみるとわかりますね。宅配システムのある時代に生きていて良かった〜♪
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