レコールバンタン

ガトー・ア・ラ・ブーロシュを焼く会…その後… 

2009/05/30
 食べきれなかった藤川チームのガトー・ア・ラ・ブローシュは、アルミニウムやラップにに包んでお持ち帰り。こういった焼き菓子は、当日は焼き立ての香ばしさがあり、日をおけば全ての材料が馴染んで調和のとれた味になり、ひょっとしたら熟成感も出てくる? といった変化が楽しみ。

 イベント翌日、すこし切って食べてみると、当日のやわらかしっとり感とは違うテクスチャーに変化し、アルコール感も落ちついていました。それよりも目だったのは燻製香! 何せ2時間、薪火の上でくるくるまわしているうちに香りも巻き込んでいたのです。当然私達も全身ベーコンとなって(全身燻されて)いました。帰宅後シャワーを浴びてびっくり〜浴室内が燻製室のようにもわもわ〜っと香るじゃないですか(笑)! 当日は鼻が慣れてしまっていたので試食会ではそれほど強調されなかったのかも〜。

 それからほぼ毎日、少しずつ切っては口にする日が続きました。面白いことに密封もしていないのにパサパサにはならず、ほろほろっと口どけよくって…。これはいろんな人に食べてもらわないと! 思い立って、お菓子好きな友人知人数名に一切れずつ送ったり、かばんに一、二個しのばせては、お会いした方にさしあげてみました。(←驚かせてすみませんっ)

 さて、その反応は? 

 「夢は実現するものですね〜! あたたかさとか、山の雰囲気はすごーく伝わってきて…」
 「えっ、あのしっとり感、狙っていなかったなんて…すごくイイ(花丸)」
 
 などなど…。お世辞もあるとは思いますが、みなさん今まで食べたことのない年輪菓子の風味に驚かれたよう。プロが薪火で焼いたとか、普段は売っていないといったストーリー性も一役買っているのでしょうけれど、私はそれらを含め、全体を感じてもらえたことが何よりうれしかったのです。(ワインを飲んでその土地や造り手に思いを馳せるのに似ています)

 2週間が経ちました。燻製の香りはするものの、さすがに生地に混ぜ込んだ香りは飛んでいました。しかし口どけの良いしっとり感は持続、複雑な後味が印象的なガトー・ア・ラ・ブローシュになってきたのです。そこでこの状態を、もうとっくに食べ終わってしまったとおっしゃっていた製作者ご本人、藤川シェフに食べていただくと…。

 「カトルカールってやっぱりすごい生地ですね。」

 フランスのバター‘ルガール’を使ったからなのか、ちょっと粗めの粉によるのか、アルコールの保存力か、それともハムのごとく薫燻による保存効果なのか…。ガトー・ア・ラ・ブローシュという昔ながらのお菓子を作ってみたことで、たくさんの問いかけを貰いました。シェフ達は今回の結果を踏まえ、第二弾の構想を抱いているようです。そのときはまたお手伝いできればと〜もっと楽しく演出しますから!
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Commented by fruitsnoirs at 2009年06月04日 11:18
うにぞうさま
参加いただきましてありがとございました。
そうですか、やはり熟成を楽しんでいたのですね!?
ねんりんやさんとか、バウムクーヘンを熟成させてから売る店があるのも納得ですね。
また、あれ食べたいです。私も。
Commented by うにぞう at 2009年06月02日 11:58
私もまったく同じことを感じました!
きちんとジップロックに入れてしまっていたせいかしっとり感はずっと保たれたまま、いい具合に熟成していきましたよね。
当日は強烈な燻製香でしたが(笑)1週間もたつとその香りが薄まって、少し落ち着いた気がしました。またあれ・・・食べたいです。笑。
今度は火おこしの段階からお手伝いしたいと切実に思いました。他のしかったぁ。。。
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