南仏の摩訶不思議なお菓子…!? プティ・パテ  

2009/04/08
 前回は佃煮ワッフルを食べて思い出したお菓子があるように書いたけれど、本当は逆。

 その数日前に、南仏で食べたあるお菓子の写真を整理しながら、ああ、これはなんとも掴みどころのない不思議な味だったなぁ…もう一度食べてみたいなぁ…なんて回想していたものだから、佃煮ワッフルを見つけたとたんピピッ、重なってしまった。

 その南仏のあるお菓子の名前はプティ・パテ(petit pâté)。モンペリエの西側にあるペズナス(Pézenas)という町のスペシャリテである。

 どうしてこの町を訪ねたかとうと、10年ほど前、ケーブルテレビの「フランソワ・シモンの美食探検」という番組で、料理評論家フランソワ・シモン氏がペズナスを歩き、名物プティ・パテの歴史や職人的製造の様子を見た後、哲学的に食していたのがものすごく印象的で、私も同じ気分に浸りたくなったから!

 このプティ・パテは18世紀後半、イギリス人官僚の連れてきたインド人の料理人が伝えたレシピで、掌にのる糸巻きのような大きさと形に、棒を使って成形した生地に、お砂糖、レモン、スパイスで甘く味付けをした仔羊肉を詰めて焼いた、ミートパイのようなもの(イギリスのミンスミートにつながるような…?)。甘くしたお肉は普段食べないだろうフランス人が、この異国情緒溢れるレシピを受け入れ、今に引き継がれているのが不思議だし、アペリティフでもデザートでもいい位置付けもユニーク。売っているのは町のブーランジェリやパティスリーだ。

 石造りの建物にパステルグリーンの鎧戸が引き立つペズナスの旧市街にある、老舗パティスリーMaison Alaryの壁には、プティ・パテの歴史が記されていた。シモン氏が食べていたのもこのあたりだったような…(ビデオ録画しておけば良かった!)。
 歩きながら、パクッと口にしたペズナスのプティ・パテ。その味は、うーん、チャーシュー饅頭でもないような、なんだろう・・摩訶不思議。でも悪くない。フランソワ・シモン氏が「もうひとつ食べてみましょう」とお店に戻った気持ちも頷ける。今思えば、私も引きかえせば良かったなぁ…。
トラックバックURL:
Tracked from payday loan at 2013年06月26日 10:37タイトル:payday loan
ショコラーへの道:南仏の摩訶不思議なお菓子…!? プティ・パテ  --CAKEPIA BLOG
Tracked from rebelmouse at 2013年06月25日 05:03タイトル:rebelmouse
ショコラーへの道 --CAKEPIA BLOG
Tracked from rebelmouse at 2013年06月25日 05:03タイトル:rebelmouse
ショコラーへの道 --CAKEPIA BLOG
Tracked from most winning powerball numbers at 2013年06月25日 01:30タイトル:most winning powerball numbers
ショコラーへの道 --CAKEPIA BLOG
Tracked from payday loans at 2013年06月24日 06:18タイトル:payday loans
ショコラーへの道 --CAKEPIA BLOG
Tracked from travel insurance at 2013年06月18日 16:44タイトル:travel insurance
ショコラーへの道 --CAKEPIA BLOG
Tracked from new bingo sites at 2013年06月16日 14:26タイトル:new bingo sites
ショコラーへの道:南仏の摩訶不思議なお菓子…!? プティ・パテ  --CAKEPIA BLOG
Tracked from payday loans at 2013年06月12日 13:34タイトル:payday loans
ショコラーへの道 --CAKEPIA BLOG
Tracked from payday loans at 2013年05月25日 21:58タイトル:payday loans
ショコラーへの道 --CAKEPIA BLOG
現在、コメント投稿機能を停止しております。今しばらくおまちください。
ページトップ ▲