長野県のケーキ屋が熱い!? 

2008/08/27
 なんだか長野県て発想が面白い。お隣山梨県にちょくちょく通う私からしたら、ちょっぴりくやしいけれど、やられた〜って思うことが多々…。

 例えば軽井沢スイーツ博。今年で3回目のこのイベント、私はまだ一度も体験していないけれど、チケットは早々と完売し、相当の人気だったらしい。ホテル・ブレストンコートって…そんなホテル知らなかった〜って言ったら恥ずかしい? だって私の青春時代にはなかったホテルだもの! 軽井沢といったら万平ホテルでしょう、プリンスでしょう、音羽の森もあったっけ、あっ、あの星のやは今や、予約を取るのが大変らしい。ああ、時代は進化しているのね。

 そう、そのスイーツ博会場のホテル・ブレストンコート出身のパティシエが独立し、上田にお店を出したと聞いてから一年。やっと、お店に伺うことができた。

 ペストリーブティック・ストーリー 上田市大字秋和字町裏538−1

 洗練されたモダンな感性のお菓子と、初めてお会いする27歳(若い!)の有賀シェフのお話に感激。なんと彼こそ、第一回の軽井沢スィーツ博の企画チーム、いってみれば仕掛け人だった! 今年は晩餐会がテーマになるほど華やかなイベントも、立ち上げに至るまでは相当な努力をされたという。若くして独立できたのも努力の賜物。そのストーリーの積み重ねを伺うにつけ、すごいの連発、世の中にはいるんですねぇ、こういう人が。

 中学生の頃、テレビチャンピオン・菓子職人選手権で当時ハイジ(現在はエス・コヤマ)の小山シェフを見てパティシエになることを決意したという有賀シェフ。小山シェフといえばスペシャリテのコヤマロール!私は食べたことはないけれど、そのロールケーキを目指す(越えようとする)職人は多い(元デフェールの‘安食ロール’もそうだって聞いているし…)。心の師匠へのオマージュとして、ストーリー・ロールを作り上げたと聞き、いただいてみることにした。それはそれは、生地の美味しさを思いきり体感できる、シンプルなのに存在感のある「の」であった。ところどころにあらわれる地物の栗のアクセントがいい。 

 さて、軽井沢スイーツ博で火が付いた長野県のスイーツイベント。有賀シェフのケーキも登場するスイーツファンタジスタが9月11日〜24日まで、ながの東急百貨店で開催される、というチラシをお店で貰った(3枚折りカラーで立派!)。信州の名店パティシエのほか、東京や横浜からも、著名なシェフパティシエがやってきて、皿盛りデセールのコラボが企画されている。ん…渋谷フードショーのデセール・ド・プライムみたいなものかな? ああ、近ければなぁ。

 こういった長野のスィーツイベント、もとはラーメン博?がきっかけだったとか。蕎麦だけが信州名物ではない今を、雑誌「スペリオール」の「ラーメン発見伝」でちょっと前に掲載された信州ご当地ラーメンの巻で思い出した。信州の人は常に東京を見ているのだそう。どおりで、東京っぽいケーキが普通に並んでいるわけだわ。(信州の方には失礼!)

 長野県、おそるべし。
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