レコールバンタン

八ヶ岳でも、花より団子 

2008/07/30
 今年はなんだか慌しく、八ヶ岳の庭は放りっぱなし。数年前に大改造した庭なのに、人の手が入らない土地は、あっという間に荒野に戻ることを身にしみて感じている。実物が好きで植えてもらったユスラウメは、1株がだいぶ雑草に浸食され元気がない。慰め程度だろうけれど、まわりの草を少しとってやった。ブルーレイ、コピル、ブルークロップ、キフブルー…早生から晩生まで順番に楽しめるよう数種を選んでもらったブルーベリーも、雑草に囲まれながら、それでも樹齢が落ちついてきたせいか、今年は大粒の実をたわわにつけてくれている。藍色に完熟した摘みたては美味しい♪ 牧野シェフのブルーベリータルトには及ばなくても、これでお菓子を作ってみたくなってきた。

 さて今回の第?の目的地は、陶芸家・中條さんの工房。

 ずらり並んだ製作途中のこれらは???
 ひと風呂あびているクマ? いえいえ違うって犬のボートだって!!

 注文しておいた箸置きが、こんなにかわいくできていて感激♪

 一匹ずつ動きがあって表情も違うのは、手仕事ならでは。これに絵付けし窯入れし、さらに釉薬をかけ窯入れ仕上げるそう。陶芸は根気がいる仕事なんだなぁ…。

 職人さん取材が半ば趣味になってきた私には、見るもの、聞くことがすべて面白い。しかも、窯を使うところは、パンやお菓子ともつながっている気がして…。

 話しこむうちに、中條さんがお茶をたててくださった。

 お茶菓子は、工房の周りで拾った山栗で作った茶巾絞り。栗のほっこりした甘さが、心のこもったおもてなしに通じてしみじみ・…。
 そしてお抹茶の器にわははっ。私にうってつけな、花より団子だ!

 そうそう、こちら根ノ鼻窯は「楽しい器」がテーマ。

 八ヶ岳南麓には、もの作りに勤しむ方々がたくさん住んでいる。縄文時代から受け継がれた、山の魔力なのか…。不思議なもので、私にとって心地良く感じる場所は気付くと芸術村・・ということが多い。南仏が好きな理由も、そういう空気に包まれているからなのかも。(花より団子…だけではないぞ〜)

 ここでご案内。八ヶ岳に集まったアート&クラフトマン達の仕事場を訪ねてみたい方にチャンス。9月21日、22日、23日の3日間、オープンアトリエが開催される。もちろん中條さんの根ノ鼻窯もオープン。楽しい器を実際に覗いて笑ってみては!?
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