レコールバンタン

続いて…コロンビアのお米のデザート♪ 

2008/07/26
 コロンビア祭の続きのように、その二日後、コロンビア人ルスさんによるお料理教室があった。

 いつものことだけど、ラテン系はお料理どっさり、ケチケチしない。メインのチキンパイなど、6人+先生夫婦の分で鶏肉2kgを仕込んで作った。付け合せのポテトサラダは何キロだったっけ? 前菜のにんじんサラダでは何本ラペにした…!?

 こんな調子だから、デザートだって太っ腹。ライスプディングにりんごとメレンゲをのせたライスメレンゲも、大きなオーブンプレートにたっぷり作った。

 ライスプディングはスペイン語でアロース・コン・レチェ。ラテンの国ではとってもポピュラーなデザートだけど、何せ主材料はお米! おはぎこそあれ、甘く味付けしたお米を想像しただけで、ひいてしまう日本人も多いはず。逆にフランス人などに、甘く炊いたお豆(あずきなど)が敬遠される理由と一緒なのかな。

 その昔、高校時代にお米のタルトというのを作った友人がいた。誰の本だったか忘れたけれど、フランス人はお米もお菓子にしてしまう、なんて解説があって、パートシュクレにお米をミルクで炊いて卵とオレンジとレーズン、リキュール、スパイス、アーモンドで風味付けしたアパレイユを流して焼いたものだったと思う。それが予想以上にユニークな食感とあとをひく風味で作った友人と盛りあがった。

 その下地があったから、私は何の抵抗もないし、ここにくる生徒仲間も、好奇心旺盛なのでむしろどんな味に仕上がるか楽しみなくらい。

 牛乳にバニラの香りを移しつつ、水で戻したジャスミンライス(細長い香り米)を砂糖と柔らかくなるまで炊いたら、卵黄を混ぜ、オーブンプレートに移し、りんごのスライスを並べ、シナモンを振り、メレンゲを絞ってオーブンで焼く。メインディッシュが食べ終わる頃、ちょうど熱がとれて常温になったところが食べごろ。スプーンで取り分ければ、中はとろ〜り、良い具合♪

 お米のでんぷんと卵黄の力でクリーミーな中にお米の粒粒が口の中で瞬く間にとろける。りんごの酸味としゃくしゃく感、食欲をそそるシナモンの香りとメレンゲのふんわりが‘お粥の具’的・ごちそう感になって後をひく。鍋の〆にいただく、おじや感覚というか…!?。

 そうか、おじやと思えば、これがデザートだって納得するかも(笑)。お菓子屋さんには売っていない、家庭の甘味。やさしい甘味。彼等ラテン人が小さい頃から馴染んだ味に、少し近づくことができたかも。あ〜、お腹いっぱいで幸せ。ルスおばあちゃん、ごちそうさま。
こんがり焼きあがったアロース・コン・レチェ・スペシャル版。メレンゲ絞りに立候補したはいいものの…あっ!
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