神奈川県の小麦収穫♪
2008/06/29
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このところパンづいている私。 今日は先週はじめに行われた、神奈川の小麦収穫イベントのお話など…。このイベント、昨年冬に種まきをし、春に発芽した苗を踏む麦踏という小麦栽培作業のさわりを体験して、パンになるまでを知ろう!考えよう、そして農家・パン屋・消費者をつなごうというもの。 神奈川・湘南といえば、鎌倉など歴史名所や海などオシャレなイメージが先行してしまいがちだけど、小麦が金色に輝く(ble d'or)初夏ののどかな田園風景に感動♪ 同じ神奈川のパン屋ブノワトンの店主・高橋さんも、北海道の麦秋畑のパッチワークに魅せられ、小麦にこだわるようになったというのがうなずける。 |
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ここで栽培されているのは、ニシノカオリという品種。八ヶ岳山麓で栽培されている北杜の小麦の収穫体験をしている私から見ると、ニシノカオリは背丈が低くせいぜい股あたりまでか…。ぶどうもそうだけど、小麦も品種によって味わいはもちろん、姿も違うのね。 日本は小麦栽培が適さないと言われる理由に、梅雨が収穫期というのがある。ヨーロッパでは昔鐘つき男が雨雲の見張り番をしていたほど雨は大敵。緑色だった小麦が黄金色に変身し、穂先を少しもたげたら収穫のとき。でもそのとき雨にあたれば、完熟した小麦の粒は穂の中で発芽し始めてしまう危険がある。もうそうなったら、グルテン形成力は失われ、パン作りには使えなくなるそうだ。この収穫イベントも、当初予定日はまだ少し青かったのと雨のため中止、本番は翌週にずれ込みしかも前日夕方決定した。鐘つき男にとってかわって、現代ではテレビの天気予報チャンネルは欠かせない! 小麦栽培の組合の方、パン屋さん、一般のパン愛好家(消費者)、そしてイベント主催者と、鍬をもって昔ながらの刈取り作業に、専門家以外ははじめ慣れずアブナイ手付き!?だったけれど、そのうち面白がってどんどん進む! しかし二十数人をもってもダダダー〜っ、ヤンマートラクターの威力にはかなわない〜っ。♪ヤンボー・マーボー・天気予報って、利に叶ったスポンサーだったのね、なんて呟いたり。 |
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刈取った小麦はその日のうちに脱穀され(トラクターは収穫と脱穀を連続でやっちゃう)、その粒も同日乾燥機にかけられる。そうして一定期間寝かせたのち必要に応じて製粉される。 収穫したての水分を含んだ麦粒を噛むととっても甘い! 〜粒のままスープやリゾットにしてもおいしいらしい。 脱穀後の麦わらの断面、ほら空洞、英語でストローでしょ。 〜上田のルヴァンのカフェでは麦わら天然ストローを出しているとか??? 麦藁帽子編めるかな。。。北欧やオーストリーでは麦藁細工を見かけたっけ。チーズの熟成にも麦藁が使われているっけ。ストウブ鍋で藁焼きお肉したらおいしいかな? …いろんなわくわくお遊びの知恵を貰って、麦藁も持ちかえったけれど、結局時間がうまく使えず、梅雨空で乾燥できず、お遊びの前に大半がカビてしまった、とほほ…。 こうして3回、小麦栽培の現場を見てお話を伺ってみてわかったのは、単に栽培を増やせばいい、ということだけで自給率の改革にはならないこと。 輸入小麦の高騰で、国産小麦に少し目が向けられるようになったとはいえ、主食の米とは政府の保護も流通形態も違うため、作っても今のところ小規模農家は赤字(もうけはない?)になる。野菜や米のように、収穫したものがすぐに食べられる形ではないため、農家→パン屋、消費者という流通が今のやり方では成り立たない。保管、製粉というもうひとつの手間が必要だからだ。製粉会社は小ロットでは受けつけてくれないし、適温保管倉庫のコストが加算され結局輸入小麦のほうが安くなり…。 ヨーロッパの田舎を訪ねると、村の小川に水車小屋があり、そこで小麦は粉に挽かれ、村の共同石窯でまとめて一週間分のパンを焼いていたあとが見られる。。。昔の利に叶ったシステムは、文化歴史の違いはあるにせよ現代では相当難問。ああぁ、コイン精米所ならぬコイン製粉所でもできればいいのに。それでも美しい田園風景を作ろうとしている神奈川県の小麦生産者のみなさま、これからも頑張ってください。ニシノカオリのすいとん、うどん、美味しかった! *偶然だけど、きのう立ち寄った横浜の薫々堂さんで神奈川産ニシノカオリをブレンドした食パン&ロールパンに出会い、思わず買ってしまった。ん〜っ香ばしい♪ |







bieiさん、こんにちは。
北海道に比べたらままごとのような光景でしょうが、それでも身近にあるのがうれしいです。
小規模農家は補助金さえ貰えないそうですね。それじゃあモチベーションあがらないですよね。
AOC…うううっ、ちょっと笑い話だったんですが、サイズや形などで格付けをチェックする役人さんは、品種による形や大きさがあるのを知らず、いまだに大昔の規格がものさしらしいです。
北海道はスイスと同じなんですね、観光が命〜!
だからあそこは空気を汚さない鉄道をやめないのですものね。
こんにちは。
貴重な体験ですね〜!
大規模農家で小麦作っても、儲けはありません・・・
補助金をもらって成り立っているだけだそうです。
それも、毎年、削減され・・・
そんなことだから次の担い手も見つからないし、
日本の農業はどうなってしまうんでしょうか?
北海道の観光業は、自然、酪農業と三位一体。不安です。
AOCの考えを取り入れたり、食料自給率をあげる指針があればいいのに・・・
政府もぼんやりしていないで、農家さんが奮起する様な何かを考えてもらえればいいなと、思います。