手作りの逸品編（お酒の入ったケーキ）

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父の日に贈るなら、こんなケーキ・手作りの逸品編。キーワードは、苦み走ったビターな男。平日酔って帰ってくるお父さんは実は、家族も知らない男の中の男。自己を殺し、遠くで愛を贈り、平和を守り、黙々と働き、何も語らず、背中に孤独の文字を背負った男。そこにはビターでダンディな男の世界がありました。
ここでは、“実は決して家族に弱さを見せないダンディズムをかたくなに持ったお父さんに向けたケーキを”というテーマで、苦み走ったお父さんに贈る手作りケーキを取り上げてみました。苦み走ったお父さんケーキは、お酒を使ったケーキ、お酒のおつまみになるケーキ、苦みのあるチョコレートケーキの3つ。これも大きな効果が期待できそう。しかも、おいしくて簡単。さっそく挑戦してみてください。ダンディなお父さんも泣いて喜ぶケーキです。

イタリアのスタイルです。古典の揚げ菓子です。どの地方にもたいてい同じような揚げ菓子があります。どんなときに食べるかというと、ほとんどがお祭りです。やはり、屋台で売られていて、丸や三角、ひし形といろいろです。

フランスのスタイルです。シャーベットはなめらかさが命です。ここでは卵白と酒を加えることによって、じょりじょりしたカキ氷がなめらかになります。酒は洋ナシの酒を使用しますが、売っているとこが少ないのでラムで代用します。

フランスのスタイルです。オレンジリキュールは、酒屋さんはもちろん、スーパーのお菓子材料コーナーでも売っていますので、心配はいりません。外国の有名なオレンジリキュールに、コアントローやグランマルニエといった商品名で売られているリキュールがありますが、これはちょっと高いです。余裕があれば、使ってみてください。

フランスのスタイルです。マセドワーヌとは、古代マケドニアの国に由来します。マケドニアは色々な民族の寄せ集めだったので、色々な果物を寄せ集めたものを、こう呼びます。リキュールはオレンジ系、チェリー系のリキュールなら、何でも結構です。また、マケドニアの名前をつけるには、最低5種類の果物は必要ですが、名前にこだわらず、家庭にあるものを使ってください。

スイスのスタイルです。ジャリジャリの感じで作ります。カキ氷が固まったようなシャーベットです。リキュールは好みですが、入れたほうが味わい豊かになります。種類はオレンジ系かチェリー系リキュールです。

フランスのスタイルです。ここでは、白ワインで作りますが、赤ワインやピンク色のワインでコンポートを作ることもできます。量は同じです。たいてい冷まして器に盛りつけますが、熱いうちにそのまま食べることもできます。

ケーキに使う酒は、さまざまな種類があります。大きくは、醸造酒と蒸留酒に分類され、ケーキの種類や用途によって使い分けられます。醸造酒は、ワインや日本酒、ビールに代表されるように、ぶどう、米、麦を自然発酵させて作られる酒のことです。もう一方の蒸留酒は、この醸造酒をさらにアルコール分を高めるために、蒸留して得られる酒です。代表的な酒の種類には、ブランディや焼酎、ウイスキー、ラム酒があります。また、醸造酒や蒸留酒に果物や砂糖分を加えるとリキュールになります。リキュールには、オレンジ、チェリー、りんご、ラズベリーなどの酒があります。また、一般的には、オレンジリキュールといっていますが、量販店やケーキ材料専門店のお菓子コーナーにいくと、オレンジキュラソーと書かれていることがあります。これもオレンジリキュールです。キュラソーというのは、南米カリブのキュラソー島で作られたので、その名があります。