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HOME（トップページ） > 家庭できる中華菓子 > スーチンタンエン 湯圓（元宵、浮団子とも言う）とは、もち米の粉で作ったお団子状のものを甘いスープに浮かべたものです。団子の中にはいろいろな種類のあんを入れる場合が多く、また、スープも地域や作る人によって様々です。 中国では陰暦の正月から数えて15日目の「元宵節」（上元節）に、灯篭を飾り、湯圓を食べるならわしがあります。その歴史は古く、漢の武帝（漢の第七代皇帝、在位紀元前141〜78）の時代の出来事が元宵節に湯圓を食べることになるもととなったと言い伝えられています。二千年以上続いている伝統というわけです。 現在では、各地で家ごとに様々な種類の湯圓が作られていますが、一家団らんの象徴であることはどこも同じで、家族揃って平和、幸福を願いながら食べるそうです。 また、什景は五目の意で、今回はフルーツを加えてカラフルにアレンジしたレシピをご紹介します。 白玉粉･････100g 上白糖･････30g 水･････70〜80cc 食紅･････少々 1. 白玉粉、上白糖に水を数回に分けて加え、よく練ります。【写真1】 2. これを半分に分け、一方に食紅を水で溶かしたものを少量加えて練り合わせ、薄い紅色を付けます。【写真2】 3. 鍋に湯を沸かし、練った白玉粉を直径1cmくらいに丸めてゆでます。【写真3】 4. ゆであ上がると浮いてきますので、冷水にとって冷やします。【写真4】 もち米･････1kg 米こうじ･････200g 砂糖･････30g 薄力粉･････20g 日本酒･････1.8L 1. もち米は水洗いし、一晩水につけておきます。 2. 薄力粉、米こうじ、砂糖、酒300ccをあわせて10分程度おきます。 3. もち米をバットに広げ、水500ccを加えて蒸し器で20分蒸します。 4. 蒸したもち米をボウルにあけて酒1,500ccを加え、合わせておいた米こうじを入れて混ぜ合わせます。 5. 夏なら1〜2日、冬なら2〜3日間温かい場所に置いておきます。一度米が酒を吸って水分がなくなり、その後水をはき出します。これを目安にもう一日置いてできあがりです。 ※ジューニアンは中華料理全般に幅広く使用できます。エビチリやチンジャオロースーに入れてもおいしいです。もしジューニアンを使用しない場合は、甘酒で代用してください。 水･････500cc 上白糖･････150g ジューニアン･････50cc 紹興酒･････15cc 水溶き片栗粉･････30cc ミックスフルーツ缶詰･････80g（正味、425g缶の1/3を使用） 1. 鍋に水500ccを沸かし、砂糖、ジューニアン、汁を切ったフルーツを加えます。【写真5】 2. 水溶き片栗粉を入れ、とろみをつけます。 3. 最後に紹興酒と白玉団子を入れ、一煮立ちさせればできあがりです。温かいうちにいただきます。