レコールバンタン

クリスマスのひとがたパンコレクション〜欧州編 

2008/12/16
 さぁ、ショコラーのクリスマス直前特集はひとがたパンですよ〜。
ヨーロッパで見つけたユーモラスなパンをじっくりご覧下さいませ♪
ドイツのアーヘン、大聖堂前のこじゃれたお店ではじめて見つけたパイプ持ちヴェックマン(Weckmann)におおはしゃぎ。こじゃれた店なのに謎かわいい度高し! その謎っぽさからは想像できないほど優しい甘さが後をひく。角砂糖のボタン部分がこれまた懐かしい甘さ。 アーヘンはベルギーとの国境の町でカール大帝縁の地。
ドイツ・ケルンのパン屋GLOCKEN seit 1904で見つけたヴェックマン(Weckmann)は白い陶器のパイプロリポップキャンディーを持ち、輪郭ははっきり。カニパン系のほんわり甘いミルクパン…だけどあれれ、翌日には結構パサパサに。ケルンのあるラインラントあたりでは11月11日聖マルティン祭に、子供がランタン持って町を行列した後、このヴェックマンを貰って食べるのだとか…。お店のガラスにはそれのイベントポスターらしきものが貼ってあった。
ドイツ・デュッセルドルフ、ハイネマンのヴェックマン(Weckmann)。ルレ・デセールのメンバー店だけあって、お菓子の要素がたくさん詰まったリッチな生地は食べても幸せ♪ 値段は他店の3倍だけど、パイプも大きいので良し! レーズンを練り込んだアレンジ版とプレーンの二種。どちらもアーモンドスライスのトッピングにグラス・ア・ロー(砂糖衣)で艶やかな仕上がり。
ワインで有名なモーゼル河に沿ってルクセンブルクへ入ると、ここにもあった、あった人がたパン! パイプは加えておらず、胸にルビー色のお飾り(ドレンチェリー)。名前はボクスメンチェ(Boxemännercher)で、本来は12月6日サンニコラの日に食べる季節ものだそう。買わなかったけれど、見た感じドイツのものより卵多めのブリオッシュっぽい。ちなみにルレ・デセールメンバーのオーバーワイスをたずねた時にはすでに売りきれ〜会えなかったのが心残り…。
ルクセンブルクを南下し1時間弱、ローカル列車の旅でフランスはロレーヌ地方メッスへ入った。パン屋の多いフランスの旧市街歩きはやっぱり楽しい。今やマクドナルドにひけをとらないほど、フランス中で目にするパン屋Paul。ショーウインドウのひとがたパンも妖精のように配置され、さらにポスターでアピール。巨大チェーンはプロモーションもうまい! 
対する個人経営店(たぶん)は、ディスプレーにあらわれるオーナーの個性にため息ついたり笑ったり…。これは珍しくアイシングで顔が具体化されていたボノム(bonhomme)。うーん、でも私としては謎っぽい方が楽しめるかなぁ。フランス・メッスの旧市街にて。
メッスから東へ。ドイツとの国境にあるアルザス地方のキャピタル、ストラスブールのパン屋さんで見つけたボノム(Bonhomme)。プレーンとチョコチップの2種が並ぶディスプレーは、なんとなーくお饅頭やさんっぽい!?
同じくストラスブール、クレベール広場近くの路面店で見つけたボノム。身長20cm程。ノッペラぼう&手ぶらだけどデザインがこじゃれていてつい手が出てしまった。型抜きかな? ほんのり甘いブリオッシュ。ちなみにアルザスではこの人がたパンは12月6日聖ニコラの日の行事パン。だからM.O.F.ドルフェールさんのお店ではまだ作っていなかった。
宿泊したアルザス地方のワイン街道沿い、ボエルシュ村(Boerch)のパン屋さんに並んだボノムたち。プレーン、チョコチップ入りの他、アルザスらしくシュトロイゼルのトッピング付きもあった。シェフは日本人と一緒に修行した経験があり、東京から来た私に、日本人の名刺を差しだしながら○○くんは知っているか?とたずねてきた。これって田舎に行くといつもされる質問!のどかで可笑しい。
フランス・アルザス地方からライン河を越えたところがドイツのシュヴァルツヴァルト(黒い森)地方。この地方で世界的に有名な温泉保養地バーデンバーデンを散歩中入ったパン屋のポスターにはブッター・ダンベデイ(Butter Dambedei)と書かれた人がたパンの姿が! 国の違いだけでなくドイツ国内でも地方によって呼び名が変わると知った。パイプも何も持っていないし〜。
おまけ♪ これはアルザスの北国境を越えたドイツはファルツ地方〜ワイン街道の中心町ノイシュタットのパン屋さんのショーケース。泊まったワイン民宿のおかみさんにヴェックマンの話をしたら、このファルツ地方では聖マルティン祭に食べるのは人がたではなくブレツェルなのよと教えてくれた。ヘーファータイク(白くて甘いパン?)で仕込んだ柔らかいそれは、マルティン・ブレツェルと呼ばれる。そういえば以前ブレツェルの成形について大事なことを習ったっけ。(キリスト教で三位一体を意味する)三つの穴が同じ大きさになることが望ましいって。さらに隣席で朝食をとっていたフランクフルトからの宿泊客に、「うちらのあたりじゃ、人がたパンはニコラウスマン(Nikolausmann)と呼ぶんだよ。目がレーズンで、パイプはあったっけ?…」と声をかけられ…。おじさん、イラスト説明ありがとう♪
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Commented by fruitsnoirs at 2008年12月24日 02:29
crepusculeさん、こんばんは! 人がたパン、私も今回行く前まではその謎めいた魅力を知りませんでした。
もうちょっとこの話題続きますので不気味がらずにお付き合いください。
Commented by crepuscule at 2008年12月24日 00:17
こんばんは。ひと型パンの存在を初めて知りました。fruitsnoirsさんは先達ですね。誰も知らないことを紹介してくれ、それが2〜3年後には必ず日本に上陸してる・・・。それにしても、なんとコワイんでしょう。表情が乏しいから余計宇宙人みたいに、不気味に感じるのかな。どこから食うの?ウロタエマス。とりあえずは差し障りのないパイプあたりからか?
Commented by fruitsnoirs at 2008年12月19日 12:51
ホント、今回は特に粉物が多くて、胃袋がまるで足りませんでした。
見ているだけでも楽しいのですが!
Commented by biei at 2008年12月19日 11:34
沢山回られたのですね。
楽しい雰囲気が伝わって来ます。本当にバラエティ豊かで、いいですねぇ。
全部食べたら・・・・大変でしたねぇ。




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